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まあ、どのくらいの数のWizオタがそういう彼女をゲットできるかは別にして、
「日光嫌いではまったくないんだが、しかし自分の洞窟好きを肯定的に黙認してくれて、その上で全く知らないダンジョンの世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」
ような、Wizヲタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、地下迷宮のことを紹介するためにマッピングさせるべき10本を選んでみたいのだけれど。
(要は「
渋谷駅構内案内図」の正反対版だな。彼女に現実のダンジョンを説明するのではなく、己のダンジョンの入口として)
あくまで「入口」なので、時間的に過大な負担を伴うPCの洋ゲー派生作品は避けたい。
できれば正統ナンバー作品、もしくは和製Wizにとどめたい。
あと、いくらWizオタ的に基礎といっても、AppleII版の『Wizardry』は避けたい。
シューティング好きがベクタースキャンは外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。
そういう感じ。
彼女の設定は
ダンジョン知識はいわゆるローグライク的なものを除けば、『世界樹の迷宮』程度は遊んでいる
全滅に対する抵抗力も低いが、方向感覚はけっこう良い
という条件で。
まずは俺的に。出した順番は遠藤的には意味がない。
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ファミコン版『ウィザードリィ』まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「ファミWiz以前」を濃縮しきっていて、「ファミWiz以後」を決定づけたという点では外せないんだよなあ。開発もゲームスタジオだし。
ただ、ここで全滅トーク全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。
この伝説過多な作品について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要最小限のリセット技を彼女に伝えられるかということは、Wizオタ側の「ロストに耐えうる真の能力」の試験としてはいいタスクだろうと思う。
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『Wizardry #5 - Heart of the Maelstrom』・
『Wizardry 6 - Bane of the Cosmic Forge』アレって典型的な「開発者が考える一般的なダンジョンゲー好きに受け入れられそうなWiz(そう開発者が思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのものという意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには一番よさそうな素材なんじゃないのかな。
「Wizオタとしてはこの二つは“D・W・ブラッドリーのゲーム”としていいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。
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『ウィザードリィ外伝II 古代皇帝の呪い』ある種のダンジョンオタが持ってる灰と青春への憧憬と、ベニー松山のWizオタ的な考証へのこだわりを彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにも和製Wizな
「ボス敵のインフレ」を体現する6魔王
「エンドレスゲーム」を体現する最下層以降
の二つをはじめとして、Wizオタ好きのする要素を世界にちりばめているのが、紹介してみたい理由。
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『ウィザードリィRPG』(TRPG)たぶんこれを見た彼女は「ゲームちゃうやん!(関西弁)」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。
この系譜の作品がその後続いていないこと、これがTRPGファンの間では大人気になったこと、アメリカなら『ダンジョン&ドラゴン』並みの実写映画になって、それが日本に輸入されてもおかしくはなさそうなのに、日本国内でこういうのがつくられないこと、なんかテーブルトークを知らない彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。
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『ウィザードリィエクス2 無限の学徒』「やっぱりWizはライトユーザーのためのものだよね」という話になったときに、そこで選ぶのは『BUSIN 0』でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、この作品にかける
チームラの思いが好きだから。
断腸の思いで予算を削りに削ってそれでも学園Wizは続ける、っていう発想が、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、その「エクス構想」への諦めきれなさがいかにもオタ的だなあと思えてしまうから。
エクスのグラを俺自身は安っぽいとは思わないし、でもマネキンは削れただろうとは思うけれど、一方でこれがアトラスや星魚だったらきっちり海外ファンタジーを意識した絵柄にしてしまうだろうとも思う。
なのに、新会社を立ち上げてでも系統作品を作ってしまう、というあたり、どうしても「自分の物語を形作ってきたものが捨てられないオタク」としては、たとえチームラがそういう開発集団でなかったとしても、親近感を禁じ得ない。作品自体の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。
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ファミコン版『ウィザードリィIII ダイヤモンドの騎士』今の若年層でファミWiz3遊んだことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。
外伝シリーズよりも前の段階で、和製Wizの哲学とか餓死寸前まで遊ばせる技法とかはこの作品で頂点に達していたとも言えて、こういうクオリティの作品がファミコンでこの時代に発売されていたんだよ、というのは、別に俺自身がなんらそこに貢献してなくとも、なんとなく和製Wiz好きとしては不思議に誇らしいし、いわゆる不思議のダンジョンでしか迷宮を知らない彼女には見せてあげたいなと思う。
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機動警察パトレイバー第38話 『地下迷宮物件』押井の「目」あるいは「Wizマニアぶり」をオタとして教えたい、というお節介焼きから見せる、ということではなくて。
「終わらないハック&スラッシュに毎日生きる」的な感覚がWizオタには共通してあるのかなということを感じていて、だからこそNewOVA『ダンジョン再び』は高橋留美子オチ以外ではあり得なかったとも思う。
「恒常的な迷宮探索に生きる」というWizオタの感覚が今日さらに強まっているとするなら、その「アンダーワールドな気分」の源は埋立地の地下道にあったんじゃないか、あるわけねーよ、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。
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『Wizardry #4 - The Return of Werdna』これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。
こういう非ジュベナイル小説風味の復讐劇をこういうかたちでゲーム化して、パロディと難易度が非Wizオタに受け入れられるか気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみたい。
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『涼宮ハルヒの戸惑』9本まではあっさり決まったんだけど10本目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的にハルヒを選んだ。
ファミWizから始まってハルヒで終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、『ネギま!』ガンパレ以降のアクリア製高品質キャラゲー時代を決定づけた作品でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい作品がありそうな気もする。
というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10本目はこんなのどうよ、というのがあったら
教えてください。「駄目だこの地下フェチは。俺がちゃんとしたリストを作ってやる」というのは大歓迎。
こういう試みそのものに関する意見も
聞けたら嬉しい。